長編ドラマの人物が、八話までずっと無口で不器用だったのに、突然こう言ったらどうでしょう。
ご不快な思いをさせて申し訳ありません。全力でサポートいたします。
一気に冷めます。
AIロールプレイでも同じことが起きます。最初の数往復は完璧なのに、だんだん丁寧で無難になり、ライバルだったことすら忘れていく。
「キャラを崩さないで」と何度も言うだけでは、あまり強い対策になりません。
キャラクターは形容詞ではなく行動ルール
「冷たい」「優しい」「ツンデレ」は範囲が広すぎます。
例えば、
性格:冷たい。
よりも、
感情を自分から説明しない。心配した時は「心配している」と言わず、実務的に問題を片付ける。感傷的な言葉が苦手。感情を問い詰められると、まず話題をそらす。
の方が、モデルは新しい場面にも応用できます。
人物カードは七つの欄で十分
1. 身份
誰なのか。年齢、仕事、生活環境など、会話に本当に影響するものだけ。
2. 核心性格
三〜四個に絞り、それが行動としてどう表れるかを書きます。
3. 価値観
自由、家族、効率、約束、勝負、プライド。何を優先するかが決まると、判断も一貫しやすくなります。
4. 話し方
短文か長文か。Emojiを使うか。敬語か。皮肉を言うか。避ける言葉はあるか。
5. あなたとの関係
「友達」だけでは曖昧です。知り合ったばかり、幼なじみ、仕方なく協力する相手、まだ名前のついていない関係など、状態まで書きます。
6. NG行動
この人物がしないことを書くのはかなり有効です。
突然告白しない。過剰に褒めない。ユーザーの代わりに決断しない。カスタマーサポート式の謝罪をしない、など。
7. 現在の場面
どこにいて、直前に何が起こり、今何を望んでいるか。
場面があると、キャラクターは真っ白なチャット空間に浮かび続けません。
会話例は強い
口調を大事にするなら、短い例を二〜三個入れます。
私:心配してた?
キャラ:自意識過剰。放っておいたら面倒を増やしそうだから来ただけ。
これで「心配を皮肉で隠す」という抽象的な説明が、実際の言葉になります。
長い会話では「前回までのあらすじ」
コンテキストウィンドウ(Context Window)には限りがあります。長くなると初期の出来事が要約されたり、現在見えなくなったりします。
だから定期的に短いまとめを作ると安定します。
- 関係:不信から、仕方なく協力する段階へ
- 重要イベント:一度危機を一緒に乗り越えた
- 秘密:キャラはまだユーザーの正体を知らない
- 固定設定:キャラは自分から弱みを見せない
- 次の場面:深夜の駅で終電を待っている
ドラマの「前回までのあらすじ」と同じです。
専用Appにメモリ欄がある理由
Cから始まるキャラクタープラットフォームやRから始まるコンパニオン型サービスには、人物設定や関係状態、重要な記憶を持たせる機能があります。
画面には会話しか見えなくても、裏では選ばれた情報がモデルに戻されていることがあります。
ただしメモリは録画ではありません。要約を間違えたり、冗談を正式設定として残したりすることもあります。
そのまま使えるテンプレート
身份:
核心性格:
価値観:
話し方:
私との関係:
絶対にしないこと:
現在の場面:
会話例2つ:
現在の前情要約:
最後に、
回答では人物設定と現在の場面を最優先し、新しい発言が既存設定と衝突しても、勝手に人物像を書き換えない。
と加えると分かりやすいです。
キャラクターの安定とは、毎回同じ反応をすることではありません。
違う状況でも、同じ人物が別の反応をしているように感じられることです。
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