AI AgentからGitHub、社内Document、Database、Local File、Internal APIへ接続したいとします。
接続先ごとに独自Integrationを作ると、多くの「配線」が必要になります。
**Model Context Protocol(MCP、モデルコンテキストプロトコル)**は、この接続方法をより標準化するOpen Protocolです。
共通Connectorとして考える
家電ごとに完全に違うPlugが必要なら、新しい機器のたびに専用配線が必要です。
MCPは、対応するAI ApplicationとServerが理解できる共通Connectorを定義する方向です。
全Toolを同じ機能にするのではなく、「どうCommunicationするか」の一部を標準化します。
MCPはModelではない
MCP ≠ LLM
MCP ≠ Agent
MCP ≠ Database
MCPは**Protocol(通信規約)**です。
HTTPがWeb Pageそのものではないのと同じです。
Host、Client、Server
Host
HostはUserが実際に使うAI Applicationです。AI IDE、Desktop Agent、Chat Appなどが該当します。
Client
ClientはHost内で特定MCP ServerとのConnectionを管理します。
Server
MCP Serverは外部CapabilityやContextを提供します。
AI App / Host
↓
MCP Client
↓
MCP Server
↓
Files / GitHub / Database / Internal Service
Serverが提供できるもの
Tools
ToolsはModelが呼び出せるActionです。
search_issues
create_ticket
query_database
Lesson 020のTool Callingと直接つながります。
Resources
ResourcesはFile、Document、Repository StateなどModelへ渡すData / Contextです。
Prompts
再利用できるPromptやWorkflow Templateを提供することもできます。
MCPはAPIを消すわけではない
Lesson 018のAPIは今後も重要です。
MCP ServerがMCP Tool Callを受け取り、内部で既存APIを呼び、結果を返すこともできます。
つまり既存APIの上にAI向け共通Interfaceを置く形もあります。
標準化 = 自動的に安全、ではない
破壊的なToolを公開すれば、MCPだから安全になることはありません。
Authentication、Authorization、Input Validation、Tool Allowlist、Secret Isolation、Human Approval、Audit Logが必要です。
Remote MCP Serverへ会社Dataを送る場合は、運営者、送信Data、保持、Permissionも確認します。
ひとことで
MCPはAI ApplicationがTools、Resources、外部Contextへ接続する方法を標準化するProtocolです。Integrationの重複を減らせますが、どのCapabilityとDataを接続してよいかというSecurity判断は残ります。
コメント
質問、感想、補足したいことがあれば、ここに残せます。
まだコメントはありません。1Fになってみませんか。